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夢は自由さ。たとえ坊ちゃんにぎぅうううってされようとも、におーにぎぅうううってされようとも、サレ様に頭撫でられようとも、思いっきりスパーダの肩を掴もうとも。夢ではすべてが、自由なのだよ。
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砂城ユーキ
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妄想家
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りおん坊ちゃん
自己紹介:
       ルルーシュかっこいー!



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自分で書いた自分の文章に、ついにやけてしまいました。

『え、なに?』

あ、なんでもないよ。

『そうなの? そうだ、ユーキ。もうすぐバレンタインだね。ユーキはなにするの?』

チーズケーキに挑戦してみたいなー。とりあえず、個人的なイベントとして。

『じゃあ、個人的じゃない分には?』

一応、考えてることには考えてるんだけど。そんなにうまくいくかなー(´`*)って感じ。ねぇねぇ、坊ちゃんはなにがいい?

「……なに?」

あれ。なんかテンション低いね。どしたのよ。

『クリスマスの事件について、まだ引きずってるみたいで』

ユーキがユーキをあげるって言ったやつか。

『あ、確かにそっちも事件だったけどさ。そっちじゃないほう。パーティー会場に、坊ちゃんが知らない人がいっぱいいたでしょ』

なーんだ、王子様たちのことか。

「なんだとはなんだ!」
『食いついた』

駄洒落。

『そこなの?』
「奴らはやっぱり王子様なのか。お前にとっての王子様なのか。僕が尋ねてきたら、シャルにわざわざ「王子様と答えろ」と調教したのか」

そんな剣相手に調教したって、なんにも面白くないよ(´・ω・`)

『“そんな”って、なに? どういう意味?」

違うよ。本当にみんな、王子様。

「どこのどいつだ。特徴を言え。絆創膏の赤毛か、微笑絶えない茶髪か、それともバンダナか」

みんなだってば。

『無視ですか、ふたりとも』
「最近の王子様というやつは、一度に大量に現れるのか?」

別に本当に王子様じゃないもん。もー、質問ぜめなんてらしくないよ、坊ちゃん。そんなに心配しなくたって、ユーキの本命は坊ちゃんに決まってるでしょ。

『もう僕は空気になろう。会話にも戦闘にも参加しない』
「本命がたくさんいる奴が、一体なにを言うんだ。説得力に欠けるぞ」

本当にいちばんは坊ちゃんなの! もういいよ、坊ちゃん。そうやって疑うばーっかり。

「お前が紛らわしいからだろうが」
『確かに。……あ、反応しちゃった』

じゃ、そういう坊ちゃんは? そういう坊ちゃんの本命って誰なの? わかるように詳しく説明して。

「別に僕は、本命がどうとかいう話はしてない」

してるじゃん。ユーキの本命は坊ちゃんだよ。はい、次は坊ちゃんが告白して。

「僕の話はしてないと言ってるんだ」


じゃあ今からすればいいでしょ!

「なに怒ってるんだ!」

いいよいいよ、ユーキは知ってます。坊ちゃんがどういう女の子が好きなのか。全部知ってるもんね。

「どうせでたらめだ。言ってみろ。お前の中のイメージを粉砕してやる」

メイドさん。

「は?」

メイドさんでしょ。

「お前、なにを言っている」

坊ちゃんは、メイドさん趣味って言ってるの

「なんでそういうことになるんだ

うわー、むきになっちゃって。違うなら一言「違う」って言えばいいのに、いちいち声荒げてるとこが怪しい。もうばれてんだから、さっさと認めちゃえば? 僕はメイドさんが大好きです、って。認めちゃえば楽になるよー?

「こ、こいつ、言わせておけば……

クリスマスにみんなで集まったでしょ。ひとり、かーわいいメイドさんいたでしょ? 覚えてる?

「知らない」

隣に、坊ちゃんみたいな雰囲気の男の子がいた。

『あ、あの可愛い娘』
「知らない。僕は断じて知らない。そんな女に興味はない」

もう、し・つ・こ・いっ

「しつこいのはお前だ

あー、もういい。最悪。バレンタインに坊ちゃんにチョコあげようかと思ってたけど、やーめたっ。おっきいチーズケーキみたいなの作って、サレ様とかヴェイグとかスパーダとかルカくんとか! お・う・じ・さ・ま・と・か!! みんなで分けて食べる。坊ちゃんにはあげない。

「こっちから願い下げだ。誰がお前から貰ったチョコなんか食べるか」

そう。それならゴミが増えなくてラッキーだね( ̄ー ̄) ほかの子からもらったチョコ、たーっぷり堪能してちょーだいな。じゃあね、坊ちゃん。ユーキは行くよ。ばいばーい(*^o^*)/~

『坊ちゃん、ユーキ、本当に行っちゃいますよ(´・ω・`)』
「ふん。誰が止めてやるもんか」
『あーあ、バレンタインを目前にして最悪……( ̄  ̄)』

































『坊ちゃん』
「なんだ」
『文字だけだと、本当にユーキが早とちりしてるだけのようにも見えますが……顔、真っ赤ですよ』
「え……っ///」
『ユーキもひとりで怒ってたけど、坊ちゃんも坊ちゃんですよ……。で、実際のところどうなんですか?』
「なにが」
『あの可愛い娘のこと』
「シャル」
『はい』
「黙れ」



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