一応[犯罪・少年犯罪]にしとこ(´‐`* あ、なんかこの顔文字、いい。
市橋容疑者の逮捕に伴って、この頃思うことがあるんだけど。人間って、進んだ科学とか技術でわかりきったり、ほかの人間がその人を支配できたりすることは、ほとんどないと思うんだよね。頭よくてもなにができても、人は同じ人という存在でしかない。人は人の上に立てないと思う。成績とか運動とかそういうのって、結局は表面上のデータだと思えてくる。そんな数字やグラフ、人の本質を表してるとは考えにくい。あくまでデータが必要なときだってあるだろうけど、それと心理はまた違うんじゃないか。と、ユーキは思うけど、どうなんだろ。
そもそも人というやつは、分析して理解できるもんなのか? その可能性は五分五分とも言えないんじゃないの? 残念ながら根拠はない。戯れ言とでも思ってちょーだい。
科学技術はどんどん進歩していって、その中に人は依存していって、ユーキだってそうなんだけど。対価なくして、一方的になにかを得続けていくことは無理だろうな。犠牲として支払われていくものの中にはもちろん、研究者たちが努力に費やした時間があるだろうし、研究者じゃなくても、ユーキなんかじゃ考えつかない凄まじい対価を支払ってるかも。ハガレンであるけど、「なにかを得るためには、同等の対価が必要だ」って嘘じゃないよねー。
おっと、話がそれちまいそうだったぜ。本題に戻らなきゃ。
今まで、それから今後、世の中が総合的な利便性のためになくしてきて、なくしていくであろうなにかってさあ。ユーキは「神秘性」だと思うんだよね。というか、ひとつの命にある尊さ、みたいな。うまく言葉にできないけど。なんていうかさぁ……そろそろ、踏み越えちゃいけなかった一線を、跨いできちゃったんじゃないかな、って。これ以上いくと、人が人である意義って、だんだん薄れていっちゃうんじゃないかなー。命は尊いものだって、小さい頃から教えられるでしょ。でも、それを言うには、矛盾したような科学が発達していくし、そんな世界が構築される。
ユーキのひとりよがりなら、まあ、いいんだけど。それはそれで。でも、空虚な感じがしてるのは事実。単に病んでるだけなのかな。科学が人間を完璧に支配する世界って、そう遠くないだろうな。絶対に願い下げだけど。
完全に解き明かされた「人間」。機械的なにおい。なんにも愛しくなんかないね。
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