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夢は自由さ。たとえ坊ちゃんにぎぅうううってされようとも、におーにぎぅうううってされようとも、サレ様に頭撫でられようとも、思いっきりスパーダの肩を掴もうとも。夢ではすべてが、自由なのだよ。
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指を絡めて罪十字
目に痛いほどの鮮やかな果実を
浮かぶ祈りと共に捧ぐ
此処に息づくこの世界

揺れる炎の示すがままに
今宵満月の儀式の兆し
抜いた鏡の刃に映るのは
左右逆転した世界

夕焼けの如し赤き果実
砕いた芯から息絶える命
瞳閉じれば瞼の裏には
崩落した僕の世界

罪を結んで指合わせ
果実は肉に添えた彩り
熱と情とが舌を唸らす
極楽の料理をみな食せよ

甘く鋭く突き刺して
失った僕の信じた世界
ならば此処から再度生み出す
再び僕は何を信じよう

月の見守るその真下
黄金の柔い光の先で
儀式は宴となんら変わらず
楽園は逆転しても楽園

指を絡めて罪十字
切るその姿は美しき影
舞う蝶のように煌びやかに
僕のために狂気を演じてもいい

杯に注ぐ赤い美酒
飲み干して笑う声高々に
果てた楽園を逆から辿る
逆さまの楽園はいざ此処に

指を絡めて罪十字
熟れすぎた果実は美味とは言えない
夢と消えない現実のある限り
僕の術はただ信じることだけ

月明かり注ぐ安楽の地帯
目を閉じて悟る崩れた世界
新た築かれるこの世界で
僕は何を誓おうか






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