生きることこそ杞憂に等しい
覆された現実なんて最早在り続ける価値もない
僕はそうして世に背を向けて孤独を望んで破滅に急ぐ
純白であるのは天使の羽根だけ
それ以外は暗澹でしかない拭い去られるべき極彩
涙のひとしずくはただ小瓶に落とせば毒にも代わる
所詮その程度のものでしかない涙は流す意味がない
助けなんて必要ない 救いなんて求めてない
例えこの身が砂となって跡形もなく崩れ去ろうが僕はなにも望まない
僕を哀れむその瞳こそが哀れであるとなぜ気付かない
勝手な同情は僕が牙を向く理由にしかなり得ない
この身に渦巻く感情は生き行く事実を物語る
欺瞞に狂った僕の世界は救われようすら皆無の世界
世に在るすべての裏切るものにそれ相応の制裁を加えたい限り
僕は世に告ぐ 世にあるすべての裏切るものにそれ相応の制裁を加えたい限り
神よ 今こそ貴方の消滅の刻
僕に腐った世界を与えられた貴方も敵にございます
もし消えることを拒否されるなら
僕がこの手でその麗しき御魂を獄へ送って差し上げましょう
そして僕は着実に確かなる破滅へ向かう
目もあてられない現実に夢なんて元よりなかった
かくも哀しきそれが僕に用意された世界
狂気の闇よ呑み込むがいい 僕の手で統べるこの世界を
僕の詩こそ神より清い世を司るべき象徴
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