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夢は自由さ。たとえ坊ちゃんにぎぅうううってされようとも、におーにぎぅうううってされようとも、サレ様に頭撫でられようとも、思いっきりスパーダの肩を掴もうとも。夢ではすべてが、自由なのだよ。
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空が鈍く彩られる
泣き出す前に帰路を急ごう
携帯電話を片手に構え
街角の少女もその先へ消える

こんなにも暗くなるのに
陽は隠れて月も見えない
人肌少し恋しい季節の
中途半端な昼下がり

目的など持ち合わせのない僕にとって
今更恐れるものはないが
振り出す雨が君の視界を奪うというなら
空が晴れるまでは君の前を歩く

思ったよりも酷い雨だ
大粒の雫に傘も意味を為さないらしい
野良猫も街中を縫って走り行く
少し冷たい雨降りの午後

夢も理想も何時かに忘れ
そこに不満もなく生きているけど
この雨が止まず君を濡らすというなら
望むなら陽の下まで連れ出そう

行き着く場所など 黙っていれば
どうせベッドに倒れ込むだけ
君が欲すなら枝でも拾って
立ちはだかる厄介くらいは叩いとく

雨もたまには悪くないだろう
強がりな誰かが流す涙にゃ
わざとらしく気付かない振りで
そっちのほうが君も僕もいつもの調子

そろそろ空は泣き止むだろうか
どうしようもない大粒の雨
軒下で躱していたつもりでも
とうの昔に靴はびしょ濡れ

まだまだ空は泣き止まないか
どうしようもない大粒の雨
濡れながら歩いて風邪をひくより
もう少しだけ 待ってみたいところ

目的など持ち合わせのない僕にとって
今更望むものなどないが
独り雨を行こうとする君
空が晴れるまでお供しようか

これ以上強く降らないうちに
帰路を急ぐことにしよう
今でこそ槍のような雨が降っても
陽はまた気まぐれに地上を照らすさ

身を打つ雨を恐れぬ君は
凜と咲き誇るたった一輪の花の如し
先へ先へと向かう君には
僕への素敵な土産物でも期待しとく





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