忍者ブログ
夢は自由さ。たとえ坊ちゃんにぎぅうううってされようとも、におーにぎぅうううってされようとも、サレ様に頭撫でられようとも、思いっきりスパーダの肩を掴もうとも。夢ではすべてが、自由なのだよ。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新コメント
[11/30 あゆね]
[09/14 あゆね]
[07/19 あゆね]
[06/29 あゆね]
[06/25 あゆね]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
砂城ユーキ
性別:
女性
職業:
妄想家
趣味:
りおん坊ちゃん
自己紹介:
       ルルーシュかっこいー!



Powered by NINJA TOOLS




↑なにかある方はどうぞ。

バーコード
ブログ内検索
P R
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ふじりんご
「フフフフフ(^-^) 仲いいね、あのふたり」

スパーダ
「いいに決まってるだろ? リオンとユーキだぞ」

ふじりんご
「付き合ってるのかな」

スパーダ
「だったら面白いけど、たぶんそういうのじゃないと思う。すごく仲がいいだけ」

ふじりんご
「幼なじみみたいな感じ?」

スパーダ
「違うけど、まぁ似たようなもんだよな」

ふじりんご
「そういう奴らに限って、できちゃった婚とかするんだよね」

スパーダ
「そ……そうか…?(-_-;(うわー、こいつ真っ黒……関わりたくねー)」

ふじりんご
「僕は許さないよ、そんなの」

スパーダ
「俺だって許さねーよ、あいつらに限っては」

ふじりんご
「なんとかして、ふたりを引き裂く方法はないかなあ(^-^) なんか思いつかない?」

スパーダ
「思いつくわけないだろ。ったく、なんで俺が、こんなドSまがいと一緒にあのふたりを監視しなきゃなんねーんだ」

ふじりんご
「正確には、あのふたりを監視している僕を監視している。そうだろ」

スパーダ
「補足説明どうも」

ふじりんご
「チョキで一人負けしたね」

スパーダ
「なんで知ってんだよ」

ふじりんご
「見てたよ」

スパーダ
「…(まじ関わりたくない、こいつ…」

ふじりんご
「そんなあからさまに警戒しなくても、僕、なにもしないよ。見てるだけだよ」

スパーダ
「嘘つけ。ふたりを引き裂く方法を探索してる真っ最中じゃねえか」

ふじりんご
「フフフフフ(^-^) 僕は、実行するとは言ってないから」

スパーダ
「から、なんだよ」

ふじりんご
「僕は実行しない(^-^)」

スパーダ
「なんか意味深だな…(-_-)」

ふじりんご
「あ」

スパーダ
「今度はなんだよ」

ふじりんご
「いいな、リオンくん……あんなにいっぱい、クッキーもらって」

スパーダ
「俺たちだってチーズケーキもらっただろ。あのチーズケーキ、リオンは食ってないんだぜ。ユーキは初挑戦だったし、俺たちが食べるまで触ってなかったし」

ふじりんご
「スパーダくん、そこなんだよ。ユーキちゃんから見た僕たちとリオンくんの、最も大きな、決定的な違いは」

スパーダ
「へ?」

ふじりんご
「ユーキちゃんは、みんなで分けて食べるためにチーズケーキを作った。それをスパーダくん、ルカくん、白桃ちゃん、ブルーベリージャムの貴公子、俺様シスコン貴公子、芥川くん、僕、ユーキちゃん含む合計8人で食べた」

スパーダ
「ところどころネーミングが気になるんだけど。誰かわかるからいいけど」

ふじりんご
「でも、あのどっさりクッキーは、完全にリオンくん専用。変な剣も合わせて、完全に3人の世界だ」

スパーダ
「専用が欲しかったのかよ」

ふじりんご
「尚且つふたりの世界がいいな(^-^)」

スパーダ
「お前とリオンじゃ、ユーキの中での厚みというか、存在感がまったく違うだろ」

ふじりんご
「どうして?」

スパーダ
「ユーキはリオンを想い続けて4年も5年も経つんだぜ。このウェイトはそうそう容易く覆せねえだろ」

ふじりんご
「そうかな。僕は、逆にチャンスだと思うけど」

スパーダ
「なんで」

ふじりんご
「4年も5年も付き合ってて、なんの進展もないんだろ(^-^)」

スパーダ
「いや、だからそんなんじゃねーし。お前さっき、あのふたりは幼なじみみたいな感じ、ってことで納得してなかったっけ」

ふじりんご
「4年も5年も、か。僕なら、さっさと自分のものにしとかないと不安になっちゃうけどな」

スパーダ
「ちょっと訊くけど、あんた何歳?」

ふじりんご
「14歳だけど?」

スパーダ
「こんなのが3歳も年下なのかよ…世も末だな…」

ふじりんご
「それにしても羨ましいな、リオンくん。ユーキちゃんったら、あんな小さい子のどこがいいんだろう。小さい上に乙女心がわからないなんて、本当に最悪じゃないか」

スパーダ
「知られざるドラマがあるんだろ」

ふじりんご
「僕にだってあるよ」

スパーダ
「じゃあみんなあるんじゃねーの」

ふじりんご
「僕の監視、面倒になってきたね」

スパーダ
「始まる前から面倒だったっての」

ふじりんご
「大丈夫だよ。今はなにもしないから。今はね(^-^)」

スパーダ
「俺、今度はじゃんけんから外してもらうことにする」






拍手

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[668] [667] [666] [665] [664] [663] [662] [661] [660] [659] [658]

Copyright c 密かに慕う貴方に捧ぐ。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]